チーム代表
映像作家/武蔵野美術大学映像学科 教授
小口詩子
大村の魅力とテーマを地元×外部の若者視点で再発見、”映像×地域の智恵×若い創造力 “から “新価値+発信力”へ繋ぐ試み・・・NPO法人おおむら里山村づくり委員会の加固様、まちづくりアドバイザーの片岡様より機会を頂いて、プロジェクトはスタートしました。5月のワークショップでは地元高校生監督の力作短編映画「大きな村の大人の日」「爆走高校生」の2本が誕生。この夏秋、多くの老若男女・団体・施設の方々に、貨幣に代わる様々な価値や力を提供頂き、東京の美大出身の若いクリエーターたち、映像他のメディアを学ぶ学生たちの三つ巴で、大村を舞台とする9本の映画が制作されました。出演、監督、技術、記録・ルポ、ロケ地、宿泊・風呂、食材、炊事、車両、取材・手配などのボランティア協力をはじめ、後援、助成、多種多様なお計らいから生まれた産物のお披露目となります。お力添えを頂いた多くの皆様に、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。(平成26年10月25日)
○ぴあフィルムフェスティバル○武蔵野美術大学映像学科
■『スナメリの詩』&プロジェクト スタッフ Read more
【NEW】プロジェクトニュース
文化庁 “次代の文化を創造する新進芸術家育成事業" 大学連携による若手映画人育成のための上映会『S.T.E.P.』 @K's Cinema(新宿)
特別プログラム①
『スナメリの詩』フルバージョン上映!!
プチトーク(石川真吾、来海昌哉、廣原暁 監督 × 小口)。
13日11時〜、16日13時〜「爆走高校生2」助監督の松本千晶監督卒制「傀儡」(大村市で撮影)も上映されます!

●15年11月7日(土)13時~14時
@大村工業高校2階視聴覚室
「大きな村の大人の日」「爆走高校生2」上映 +トーク(伊藤晶美監督 × 小口)
●15年11月7日(土)15時半〜17時半
@まちかど研究室
「スナメリの詩」メイキング上映 +懇談(小口+藤川史人監督+α)

●15年8月7,8日
『ムサビる!』という武蔵美の学生や教員らによる中学校の校舎を会場とするアート展に参加。東大和市立第2&5各中学校の一教室で『スナメリの詩』予告編、「爆走高校生2」、「大村戦記」、「スナメリの詩プロジェクト メイキング」をローテーション上映。
●15年5月31日(日)
上映イベント『夜のPFF課外授業 入門!インディペンデント映画』@テアトル新宿にてプログラムされ、スナメリの詩プロジェクトが東京で初めて紹介されました。「爆走高校生2」「一万年後の子供」「きおく きろく いま」3作の上映と各作品の監督トーク。大村からも伊東&伊藤のW高校生監督、加固&片岡プロデューサー他、合宿所で毎日食事を作ってくださった女性陣もかけつけてくださいました。ロビーでは大村の逸品お土産展を同時開催。盛況のうちに終了。
●15年5月6日(祝)
完成が待たれた「きおく きろく いま」を含む全作お披露目上映会@大村・シーハット
●15年4月14日
シーハットでの上映会案内のテレビ撮影がケーブルテレビのコレモスタジオであり地元のスタッフやキャスト皆さんがPRくださいました。17日、18日に放映されます。
●15年3月18日
メイキング取材のため、瀬川監督が大村へ。
●14年11月29日
ご協力頂いた方々に暖かく見守られ、お披露目上映会vol.3(市民交流プラザホール)は満員終了。心より感謝!そして、嬉しいニュース。中国開催の「アジア国際青少年映画祭」で、 伊東瑞輝&伊藤晶美 高校生監督の「爆走高校生2」が審査員特別賞を受賞!!今後とも応援お願い致します。

東京チームルポ

13日目。長きにわたったスナメリの詩プロジェクトも今日が最終日。夜には里山村で上映会も開催されますが、撮影は最後まで続きます。豪華な撮影が目白押しな来海班は、セスナ、空港に続き自衛隊との撮影です。本物の高機動車に皆興味深々。自衛隊員の皆さんの統率のとれた行動はさすがでした。↓

こちらも来海班。リモコンヘリでラストシーンの空撮です。一度に長時間は飛行できないので、毎回緊張感が漂います。撮り終わるたびに監督がカメラチェック。微調整をして何回か撮影。青々とした田園風景に浮かぶリモコンヘリ。どんな映像が撮れたかは劇場でご確認ください!↓

プロジェクトの最後を締めくくるのは、里山村での星空上映会。暗くなるのを待って始まりました。出来立ての『オオムライフ』『蘇りの恋』『爆走高校生』を上映。やっぱり映画はいいなあと思える作品ばかり。残りの映画の上映がますます楽しみになった記念すべき一夜でした。大村の皆さん、本当にお世話になりました!↓

●2014年8月29日(金)
12日目。この日はほとんどの班が撮影を終えて、編集・帰京に向けての準備日といったおもむき。ということで現場取材もお休み。写真は滞在中で最も豪華だった揚げ物盛りだくさんの晩御飯。↓

●2014年8月28日(木)
11日目。滞在先の黒木農場子どもの家からもほど近い、大村市立黒木小学校で水本班のアニメーション制作。木のぬくもりが感じられる素敵な校舎で、とっても丁寧に原画を描いてくれた子どもたち。取材をしながら、こんな小学校に通いたかったなあと思いました。↓

一足早く撮影が終わった石川班は、鋭意編集作業中。時折映像を止めて監督の指示がとびます。プロジェクションされた映像を見ると、一歩また一歩と映画完成に近づいている気がして期待が高まります。↓

●2014年8月27日(水)
10日目。長崎空港で撮影中の来海班。搭乗客が乗り降りしている時間帯なので、飛行機が到着する時間を見ながらの撮影です。カメラに映らない部分ではスタッフが交通整理をしています。大村市のゆるキャラ「おむらんちゃん」も駆けつけて賑やかな撮影になりました。↓

主人公チズが猿に変わってしまう、という奇想天外なストーリーの須藤班『大村植物標本』。長崎バイオパークからフサオマキザルの大地くんが駆けつけてくれました。スタッフに囲まれて落ち着かない大地くん。動物相手の撮影は難航。最終的には最低限のスタッフを残して、何とか撮影完了。↓

●2014年8月26日(火)
9日目。ジャスコのゲームセンターで撮影中の廣原班。オープン前のゲーセンを貸し切っての撮影。オープンしたらお客さんが続々と入ってくるので、時間との闘いです。撮影の合間にゲームで遊ぶ子役たち。やっぱり子どもはゲーム好きですね。↓

その後、廣原班は竹松遺跡へ。炎天下でもくもくと遺跡の発掘が進められている風景を記録。いずれ新幹線の車両基地になる竹松遺跡。今しか見られない風景をカメラに収めました。↓

●2014年8月25日(月)
8日目。廣原班は、郡んかっぱ共和国にてかっぱ役の子どもたちの撮影中。廣原班スタッフが作詞・振付を担当したかっぱ音頭を歌って踊る子どもたち。踊りのせいか?踊り終わったころに雨が降り出して、姿は見えないながらも河童の存在を感じました。↓

来海班は国有林に指定されているイチイガシの森でサバイバルゲームのシーンを撮影中。辺り一面に茂った木々。自然が生み出したセットがサバイバルゲームに臨場感を与えています。↓

●2014年8月24日(日)
7日目。『爆走高校生』班は、タイトルの通り大村市内を自転車で爆走中。ワンシーン撮影するのにアングルを変えて何回も走ります。撮り直しのたびに、スタート地点まで戻る役者さん。体力勝負の現場です。↓

1週間遅れて現地入りした『大村植物標本』の須藤班。滞在場所と撮影場所を兼ねた横山頭山荘にて撮影開始。初日の撮影シーンは主人公チズの歓迎パーティ。雨でもBBQができるよう、地元エキストラの方々が急きょブルーシートで屋根を作ってくれました。手際の良さと料理の美味しさに感動。↓

●2014年8月23日(土)
6日目。今日は早朝から大村湾へ。粂川&共立女子班が海上から見た大村を撮影。船を3隻出していただき豪華クルージング。世界初の海上空港、長崎空港をぐるっと一周して、普段は見られない空港の裏側などを目撃!船っていいですね。↓

今日は2週間の撮影期間で最も山場が多い日。クルージングの次は、商店街で200名(!)のエキストラを集めての大掛かりな撮影。しかもユニック車に乗っての撮影です。豪華。豪華すぎる。果たして200名もの人が集まったのか?!ユニック車から写したシーンはどんな映像になったのか?!全ては劇場で目撃せよ!↓

●2014年8月22日(金)
5日目。今日一番に訪れたのは来海班の撮影現場。現場は長崎空港の一角。そこにはセスナが!防災ヘリパイロットの中垣さんのご協力でセスナが大村市の上空を飛びます!自主映画とは思えないぜいたくさ。これも地元の方々のご協力のおかげです!↓

大村の暮らしや伝統をカメラに収めている粂川監督。この日は5日間行われた松原宿寺子屋の最終日の模様を記録。寺子屋10周年を記念して松原小学校の子どもたちが作詞、鹿取泰子さんが作曲した「松原のうた」に一同涙の撮影現場でした。↓

●2014年8月21日(木)
4日目。初日から天気がすぐれず、この日も雨。それでも小雨の合間を見計らって撮影中の石川班。「蘇りの恋」で重要な場所となるシーハット大村にてロケ中です。↓

水本班は今日もひたすら原画描き。本日は松原宿夏休み寺子屋塾にて。大村市立松原小学校の全校生徒120人のうち約半数が集まりました。長崎大学の教育実習生のサポートもあり、皆最後まで集中して作画に取り組んでいました。↓

●2014年8月20日(水)
3日目。水本班は引き続き描いています。今日は全校生徒約700人のマンモス校、大村市立放虎原小学校の学童で小学校1年~6年生の児童たちが描いて描いて描きまくりました。この原画が一体どんなアニメーションになるのか?!こうご期待。↓

里山村では廣原班「一万年後の子供たち」の撮影に向け、秘密基地制作が進行中。主役の子供たちが、秘密基地に手を加えていきます。高所も足場が不安定なところも平気な彼ら。早速秘密基地を我が物にしていました。↓

●2014年8月19日(火)
プロジェクト2日目。ロケ地下見や衣装合わせなどの班が多いなか、地元の方にアニメーションの原画を描いてもらう水本班は早速撮影開始です。大村市立図書館にて訪れた人とともに原画を描きました。↓

「大村戦記」の来海班は、商店街のまちかど研究室で顔合わせ。監督、スタッフ、役者が勢ぞろい。和やかな雰囲気のなかで、これからの撮影に向けて親睦を深めました。↓

●2014年8月18日
スナメリの詩プロジェクト初日。スタッフ、監督が続々大村入りしました。まずは大村市役所総合福祉センターで監督、スタッフ、ボランティアの方々の顔合わせ。映画の完成を目指してこれから2週間お世話になります!↓

顔合わせが無事済んだあとは、拠点となる「大村子供の家黒木農場」へ。 初日の晩御飯はカレーライス。天正遣欧少年使節がナツメグを持ち帰ったことから、カレーの街としても有名な大村ならではの晩御飯でした。↓
