来海昌哉 KIMACHI, Masaya 「大村戦記」

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【ストーリー】
不安を抱えて東京からやって来た女子高生が、ワイルドな長崎の森で、サバイバルゲームをする地元の若者や猟師たちとの奇妙な出会いを通じて、今までの自分を一歩乗り越え、成長する姿を描く青春ロードムービー。
kimachi100■監督プロフィール
来海昌哉
武蔵野美術大学映像学科卒。卒業制作「かつてと今日を区別する光の中で」が水戸短編映像祭入選。NHKプチプチ・アニメ「森のレシオ」の企画や、大塚愛、レミオロメン、Mr.Childernなどアーティストのライブ映像の編集合成を手がける。女子美術大学助手。最新作は「チープ・トリック」。☞Facebook

■キャスト&スタッフ
【キャスト】

川尻紀澄

徳永壮一郎
船橋嘉一
浅野良輔
山口慶大
井川雄斗

金原勇作 阿宇野久義

平地義成 井川美智子

おむらんちゃん

小泉直子 中村真由 小國泰範
吉村愛 吉村風花 吉村拓治
井口和真 高屋裕子

片岡力 大河原千聖 加固治男
加固貴美子 佐藤輝樹 山村美香
満井義万 淀川秀明 牧野幸子
市瀬正太 島崎理恵

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【スタッフ】

助監督
緒方孝亮

撮影
祢津尚輝

撮影協力
満井義万 武藤要

監督助手
浅野良輔 徳永壮一郎

録音
緒方孝亮 芦澤麻有子 Yan Li

空撮
高橋義和 吉岡奈緒(株式会社ふるさとカンパニー)

セスナ操縦
中垣達朗

セスナ協力
橋口善親

メイキング
藤原芽生

SNSルポ
八木理沙 伊澤志桜里

記録
古熊美帆

銃器/小道具
古熊鉄之介

衣装
芦澤麻有子

衣装協力
浅野正浩

音楽
黒崎威一郎

【協力】
陸上自衛隊大村駐屯地広報室

【キャスティング協力】
中垣達朗
栗山ひさ子
淀川秀明
坂本晃一郎
ミュージカル劇団 夢桜
徳永壮一郎
長崎県フィルムコミッション

【取材協力】
中垣達朗
北島一郎
永吉俊雄
井口和真
満井義万
淀川秀明
加固治男
片岡力
坂本晃一郎

【ロケ地&ロケ地協力】
原町の道路
松原の道路
大谷水神付近道路
楢山村トンネル
県道252号
黒木登山道の沢
野岳~大村バスターミナル線
野岳湖バス停
中岳町
琴平スカイパーク
イチイガシ天然林
市有林「赤岩」・牧草地
市有林「狸ノ尾」・堤
徳泉川内里山村
長崎空港ビルディング株式会社
長崎県営バス
島村家(島村とみえ)

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【車両&運転協力】
矢倉正 楠田雅和 山本信也
田川瑞穂 宮本千波 中山数子
中山四男美 前田信子 北川真史
加固貴美子 稲田雅英 平地義成
満井義万 船橋嘉一 古熊鉄之介
石丸穂高

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【炊事協力】
大畑けい子
鹿取久美子

磯田友子 山村美香 野田小夜子
山田智子 原田敦子

西村尚美 岡島浩美 吉井和代
松元佐和子 荒川千恵 久保麻美

【食材協力】
株式会社かとりストアー

藤﨑健一

宮崎馨 宮原栄二 溝江純
宮崎善隆 中嶋真由美 梅崎ゆり子
南久美子  中村千代美 喜多明
中山勝則 山口義弘 田中正則
小玉善磨 平地正徳
来海俊一 木村浩之

その他多々

【風呂協力】
サンスパおおむら
天然温泉かやぜの湯

【宿泊協力】
大村子供の家黒木農場
株式会社富建(ショールーム)
田中別邸(田中英雄)
大村マリーナホテル

【洗濯協力】
福崎洋子

【機材協力】
武蔵野美術大学映像学科

【WEB協力】
野村朋範(株式会社スタジオネオ)

【SNS配信協力】
市村美歩 蓑口あり沙 髙澤優奈
滝沢奏子 松尾茉美

【プロジェクト協力】
田川瑞穂(大村市ボランティアセンター)
田賀農謙龍(株式会社長崎新聞社大村支局)
おおむらケーブルテレビ株式会社
大村市観光コンベンション協会
大村商工会議所
田中英雄
栗山ひさ子(よってみゅうか・えびねの郷)
淀川秀明(任意団体 大村市未来企画部)
鈴木昭彦

【後援】
大村市
まちかど研究室
大村市中央商店会

【助成】
公益財団法人松園尚巳記念財団

【特別協力】
川添勝征
加固貴美子
満井義万(ルポ/メイキング)

【制作】
ラインプロデューサー/ライター
木村奈緒

ラインプロデューサー/共立女子大学北村ゼミ/
WEB協力/IDキャラクター
北村弥生

制作&宣材協力
酒井貴史

【共同主催】
NPO法人おおむら里山村づくり委員会

プロデューサー
加固治男
片岡力

【主催】
スナメリの詩プロジェクト

総合プロデューサー/武蔵野美術大学映像学科/WEB制作
小口詩子

【監督・脚本・編集・製作】
来海昌哉

【感謝】
大村市のみなさん

©2014 来海昌哉

【企画意図】 現代の社会では、多くの若者が不安を抱えながら生きている。先の見えない不安であったり、自身のアイデンティティの拠り所を失っていることから来る不安など、様々である。 はっきりとした敵や、反抗する相手もなく、それはまるで得体の知れないものと戦い続けなければならない苦行の様にも見える。 この作品の意図するところは、そんな不安を抱えた少女と若者が、お互いに感化されながらささやかに成長する姿を見せることである。さらに彼らは自分よりも年長の大人、里を守る大人や国を守る大人たちと出会うことで、自らの立ち位置を再認識する。 これは現代の不安への処方箋としての物語ではないが、海と山に囲まれた自然豊かな場所で生き生きと歩き、遊び、働く人たち、自分と戦う人たちの姿を見ることで、観客は不安に立ち向かう力(生きるエネルギー)を発見するだろう。

【あらすじ】夏休みのある日、長崎空港に飛行機が降り立つ。後藤春香(17)は両親の離婚問題から距離をおくため、母の実家がある大村市にやって来た。 春香が空港のエントランスに出ると、迎えにくるはずの祖父の姿は無い。母にも電話するも、祖父とは連絡がつかない。 春香は記憶をたよりに、ひとり祖父の家へ向かうことにする。いろいろなことで不安いっぱいだが、一歩踏み出したい、と思う。 海の見える道を走る路線バスを降りて、春香は歩き始める。 トンネルを抜けると、森は深く、植物はいっそう力強く生い茂っている。 春香は周囲を不安げに見回す。 突然春香がうずくまる。 森の中から、おもちゃの銃を構えた金田(21)とてつのすけ(10)が出てくる。 金田たちはサバイバルゲームをしていて、てつのすけのBB弾が春香の足に当たってしまったのだ。仲間の山形(21)、甲斐(20)、遅れてたいせい(10)もやってくる。 金田たちは春香に謝り、みんなで送っていくことにする。 金田は春香の気をひこうとするが、春香は心を開かない。てつのすけとたいせいが話しかけても春香は心配事に気をとられている。両親のこと、進路のことなど、見慣れぬ場所で抑えていた春香の中の不安が一気に爆発し始める。 金田たちとだんだん距離ができる。 金田は春香の心情を感じ取り、心を開こうとおどけてみせる。 いつしか、彼らは一緒になって遊びを始めていた。春香も少しずつ心を開いていく。彼らは山の中、森の中を遊びながら進んでいく。子供たちは走り回り、道はどこまでも続いている。 とつぜん銃声が響く。 張りつめた空気を破り、茂みから血まみれの猪瀬(70)を背負って竜(65)が現れる。 猟銃を2本ずつ背負った鹿田 (58) 、森田 (60)も続く。 地面にドサッと横たえられる猪瀬。竜は落ち着き払った様子。 てつのすけ「じいちゃん!」 おもちゃの銃を下ろして駆け寄るてつのすけ。 すっかりビビっている金田は竜に促され、即座に助けを呼びに走る。 おもむろに目をひんむく猪瀬に驚いて飛び退くてつのすけ。 猪瀬「馬鹿が、そんな遊びばっかしおって」 猪瀬の生存にホッとして思わず泣いてしまう春香。 道端で通りかかった自衛隊のジープを誘導している金田。隊員たちが担架で猪瀬を運ぶ。 竜が一緒にジープに乗せてもらって帰れといい、春香と金田、てつのすけたちが乗り込む。 猪瀬が何事もなかったように胡座をかき、煙草に火をつけ煙を燻らす。隊員が綺麗に血を拭い、おでこの擦り傷に絆創膏を貼っている。 ジープが走り出すと、春香は初めて笑顔になり、金田と笑う。 ジープが正次郎の家に着くと、祖父正次郎(68)と祖母ちよ(65)は庭先の畑にいた。すっかり安心した春香は嬉しそうに正次郎のところへ走っていく。 金田はその様子を名残惜しそうに見ている。春香はふりかえり、金田、てつのすけ、猪瀬、自衛隊のジープに手を振る。 ジープと車はUターンして走っていく。正次郎とちよは手招きしながら家に入っていく。 空を仰ぐ春香。 その姿がだんだん遠ざかり、やがて大村の街が俯瞰の風景として広がっていく。

来海監督info

●2015.9.22
「大村戦記」が水戸短編映像祭で審査員奨励賞を頂きました!ご協力頂いた皆様、有り難うございます!!
来海受賞

■りさとしおりのルポ(了)